【創作短編】夜の証明写真機、写っていない人だけが次の順番を待っている
夜の架空の通りに置かれた無人の証明写真機で、写真に写らなかった人だけが次の順番を待っている。実在しない場所と人物を描いた、一話完結の創作短編です。
日常を、少し違う角度から。
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創作短編と、少し不思議な物語を掲載します。
夜の架空の通りに置かれた無人の証明写真機で、写真に写らなかった人だけが次の順番を待っている。実在しない場所と人物を描いた、一話完結の創作短編です。
閉店後の架空の花屋で、翌朝の配達注文票から花の名前だけが毎晩一つずつ消えていく。実在しない場所と人物を描いた、一話完結の創作短編です。
夜の架空の貸し自転車置き場で、返却台数の表示だけが翌日へ進んでいく。実在しない場所と人物を描いた、一話完結の創作短編です。
実在しない貸し会議室で、翌日の席順だけが先に書かれている。一話完結の創作短編です。
実在しない地下通路で、出口案内の矢印だけが来た道を指し始める。一話完結の創作短編です。
実在しない小さなプラネタリウムで、閉館後の案内板から星座の名前だけが一つずつ消えていく。一話完結の創作短編です。
架空の展示室で、何も入っていない額縁だけが閉園後に壁を移動する。静かな違和感が残る一話完結の創作短編です。
架空の展望台に置かれた古い双眼鏡をのぞくたび、ふもとにない町が少しずつ近づいてくる。一話完結の創作短編です。
閉店後の架空の店内印刷室で、何も刷られていない伝票にだけ指紋が残る。一話完結の創作短編です。
架空の地図帳に毎晩ひとつずつ増えていく知らない部屋をめぐる、一話完結の創作短編です。
架空の屋上庭園で、毎朝ひとつだけ昨日の位置に戻っている植木鉢をめぐる、静かな違和感の残る一話完結の短編です。
窓のない架空の待合室で、呼ばれていないはずの番号だけが一つずつ消えていく。一話完結の創作短編です。