買いたいものや補充したいものを一つのメモへ足していると、急いで確認したい項目と、まだ迷っている項目が混ざりやすくなります。項目が増えるほど、上から順に眺めるだけでは、次に何をすればよいか見えにくくなるものです。
そんなときは、買い物メモを「今週」「保留」「見送り」の3つに分けます。これは買うものを増やしたり、見送ることを正解にしたりする方法ではありません。必要な買い物を急がずに整理し、次に確認するものを見失わないための分け方です。
3つの欄は「買う・買わない」ではなく、次の行動で分ける
最初に、3つの欄の役割を決めます。
- 今週:近いうちに確認や準備を進めるもの
- 保留:必要性は気になるが、情報や時期がまだ決まっていないもの
- 見送り:今は追いかけず、候補から外しておくもの
「今週」に入れたからといって、今週中に買う必要はありません。家にある数を確認する、置き場所を測る、使う予定を確かめるなど、購入前の一歩を進める欄として使います。
また、「見送り」は永久に買わないという意味ではありません。今のメモからはいったん外し、状況が変わったときに考え直せる置き場所です。
メモに書くのは3項目だけ
それぞれの買い物候補には、次の3項目を残します。
- 品目や用途
- 使う場面
- 次に確認すること
商品名だけでは、時間がたったときに「なぜメモしたのか」がわからなくなることがあります。「収納用」「来客用」「手元のものを使い切った後」のように用途や場面を一言添えると、必要性をたどりやすくなります。
最後の「次に確認すること」は、一つに絞ります。確認事項を長く並べるより、「家に同じ用途のものがないか見る」「置き場所の幅を測る」のように、次の行動がわかる書き方にします。
買い物メモを3つに分ける手順
1. いったん候補を一か所へ集める
紙のメモ、スマートフォンのメモ、付箋など、複数の場所にある候補を一か所へ集めます。この段階では、必要かどうかを細かく判断しません。まずは何を気にしていたのかを見える状態にします。
2. 次に確認することを一つ書く
各項目の横に、購入前に確かめたいことを一つだけ書きます。確認することが思い浮かばない場合は、「何に使うか決める」と書いてもかまいません。
ここで大切なのは、買う理由を無理に作らないことです。用途や確認事項がまだ曖昧なら、その状態のまま「保留」へ移せます。
3. 今動くものだけを「今週」へ置く
補充時期が近い、使う予定が決まっている、確認する作業をすぐに行える、といった項目を「今週」へ置きます。欄が多くなった場合は、買う順番ではなく、確認しやすいものから少数だけ残します。
4. 決め手が足りないものは「保留」へ移す
必要になる時期が決まっていないものや、置き場所などをまだ確認できないものは「保留」へ移します。「あとで考える」だけでは忘れやすいため、再び見るきっかけも一言添えます。
- 今使っているものを使い切ったら確認
- 次に同じ用途が生じたら確認
- 置き場所を片付けたら確認
5. 今は追わないものを「見送り」へ置く
使う場面が思い浮かばないもの、手元のもので間に合っているもの、気になっていた理由がもう残っていないものは「見送り」へ移します。理由は「今は使う予定なし」のように一言で十分です。
見送り欄を残すと、同じ候補を思い出すたびに最初から考え直さずに済みます。欄が長くなったら、必要性が戻りそうにない項目をメモから消してもかまいません。
3つに分けた記入例
以下は架空の記入例です。
| 欄 | 品目・用途 | 次に確認すること |
|---|---|---|
| 今週 | 台所で使う保存容器 | 手元の数と置き場所を確認する |
| 保留 | 雨の日に使う持ち物 | 今あるものを次の雨の日に使って確かめる |
| 見送り | 机に置く小物入れ | 手元の箱で間に合っているため今は追わない |
このメモは、どの候補について、次に何を確認するかを整理するために使います。商品の詳しい条件は、必要になった段階で別に確認します。
週に一度、項目を「移す」だけで見直す
見直すときは、すべてを一から判断せず、各項目を今の状態に合う欄へ移します。
- 確認が終わり、次の行動が決まったら「保留」から「今週」へ
- 時期が決まらなくなったら「今週」から「保留」へ
- 今は不要だとわかったら「今週」や「保留」から「見送り」へ
- 再び必要になったら「見送り」から「保留」または「今週」へ
一度決めた分類を守り続ける必要はありません。状況に合わせて移せることが、この方法の使いやすいところです。
「今週」が増えすぎたときの整え方
「今週」に多くの項目が並んだら、買う必要性ではなく、次に確認できるかで絞ります。確認する時間や場所が決まっていないものは、いったん「保留」へ戻します。
また、一つの項目に複数の買い物をまとめると、どこまで確認したかがわかりにくくなります。用途が異なるものは行を分け、それぞれに次の確認を一つずつ付けます。
まとめ
買い物メモは、候補を並べるだけでなく、「今週」「保留」「見送り」の3つに分けると、今見るべきものを探しやすくなります。各項目には、品目や用途、使う場面、次に確認することを短く残します。
今週は動くもの、保留は確認待ちのもの、見送りは今は追わないものです。週に一度、項目を今の状態に合う欄へ移すだけなら、必要な買い物を急がず、次の確認も見失いにくくなります。