洗面台まわりを片付けようとすると、歯ブラシ、整髪用品、コンタクト用品、ヘアゴム、試供品、予備の容器などが一度に目に入ります。全部の置き場所をその場で決めようとすると、何を残すかの判断だけで手が止まりやすくなります。
まずは洗面台全体を整える前に、毎日使う物だけを小さなトレーへ分けるところから始めます。この記事では、物の良し悪しや用途の評価ではなく、朝や夜に手に取る物を迷わず戻すための置き場所づくりを扱います。
トレーは「毎日使う物の置き場所」と決める
トレーは、洗面台にある小物をまとめて入れる入れ物ではありません。毎日使う物だけを一時的に集め、使ったあとに戻す場所として使います。
大きすぎるトレーを選ぶと、予備やたまに使う物まで入りやすくなります。最初は、手のひら二つ分くらいまでの小さなトレー、浅いケース、小皿などを一つだけ置くと、入れる物を絞りやすくなります。
最初に、毎日手に取る物だけを三つまで選ぶ
洗面台に出ている物を全部分類する前に、毎日使う物だけを選びます。朝だけ、夜だけに使う物でも、ほぼ毎日手に取るなら候補にします。
- 歯みがきのあとに毎回使う小物
- 髪を整えるときにいつも手に取りやすい小物
- 外出前や就寝前にいつも使う小物
最初から多く入れると、トレーの中でも探すことになります。まずは三つまでにして、入りきらない物は「毎日使うか」をもう一度見ます。毎日は使わない物、予備、使う日が限られる物は、トレーではなく別の置き場所へ回す候補にします。
トレーに入れない物を先に決めておく
トレーを散らかりにくくするには、入れる物だけでなく、入れない物も決めておきます。たとえば、予備の容器、使い切った物、たまに使う道具、家族と共用か分からない物は、毎日使う物とは分けます。
| 洗面台にある物 | 置き場所の考え方 |
|---|---|
| 毎日使う小物 | 小さなトレーへ置く |
| 予備や未開封の物 | 保管場所へ分ける |
| たまに使う物 | 別のケースや引き出しへ移す |
| 持ち主や用途を確認したい物 | すぐ混ぜず、確認する場所へ置く |
迷う物をすぐトレーへ入れると、結局そこが仮置き場になります。判断に迷う物は、毎日使う物とは別にしておく方が、トレーの役割が保ちやすくなります。
置き場所は、使う動きの近くに寄せる
トレーは、見た目だけで場所を決めず、手に取る動きの近くへ置きます。鏡の前、蛇口の横、引き出しの前など、毎日の動作で自然に見える場所を選びます。
ただし、手を洗う場所や物を置く作業面をふさぐと、トレー自体が邪魔になります。水まわりの作業を妨げない端に寄せ、倒れやすい物や転がりやすい物は無理に立てて並べないようにします。
使ったあとに戻せる量だけで始める
トレーを置いたら、しばらくは中身を増やさずに使います。使ったあと、自然に同じ場所へ戻せるかを見ます。戻すたびに詰め直しが必要なら、物が多いか、トレーの置き場所が合っていない可能性があります。
合わないときは、トレーを大きくする前に、中身を一つ減らします。毎日使う物でも、別の場所に置いた方が取りやすい物はあります。トレーは「よく使う物を全部集める場所」ではなく、「戻しやすい少数の物を置く場所」と考えると調整しやすくなります。
洗面台の小物を一度に片付けきろうとせず、毎日使う物だけを小さなトレーへ分けると、戻す場所を先に作れます。入れる物は少なく始め、予備やたまに使う物は混ぜないようにします。使ったあとに同じ場所へ戻せる量にしておけば、洗面台全体を整える前でも、毎日の小物だけは迷いにくくなります。